コンクリート基礎だけ 解体工事の見積り

コンクリート基礎解体

不動産屋会社さんから 見積りのご依頼です

弊社サイトの、AI見積りをご利用されたことのある、横浜市の不動産販売業者さまから、ちょっと珍しい現場の見積りを承りました。

ご依頼の内容をまとめると
・場所は、横浜市泉区
・解体対象は、未使用のコンクリート基礎のみ。
・新築工事を始めたものの、基礎が出来上がったタイミングで、工事は中止になってしまったようだ。
・解体の平米数は、90㎡くらい
・接道は良好
という条件でした。

「これから入札だから、落札出来たら壊すことになるよ」

なるほど、競売物件なのですね。入札金額の判断要素として、解体費用を把握しておきたいとのことです。

横浜市の閑静な住宅地に現場はありました。見たところ、まだコンクリートは新しそうで、打設後2~3年しか経っていないようです。

ここは、バスルームや水回りを計画して作られた基礎かな?ここは、方角と欠損部の形状からベランダ側の基礎かな?近隣様への対策や、養生方法、使用重機などをイメージしながら、解体数量を計ってみました。

計測の結果、数量は80㎡で、一般的なべた基礎構造物の解体となります。

未使用の基礎コンクリートの解体は何度か経験しましたが、
建物の重さで痛めつけられていないせいか、
なかなか頑固で、手強いコンクリートではあります。
しかし、それを何とかするのが、解体屋です。

道路幅の接道条件は良好で、隣家との距離も問題はありませんので、立地や環境による割増し要素はありません。

基礎撤去跡の埋め戻し、更地の見栄えを良くするための整地をご希望されましたが、これは通常の作業なので割り増しになることはありません。

下見の結果、80万円のお見積もりとさせていただきました。

この案件は、3か月以上前の出来事で、競売が終了したことを確認しましたので、記事にいたしました。

今回は競売の基礎コンクリートだけでしたが、落札後の丸ごと解体、件外物件、所有権放棄残置物処分、相続案件、早期解体案件なども、豊富に経験があります。

長期間放置されたり、空き家になっていた現場で、実際に解体工事を始めると、近隣様から「やっと、壊してくれるんだ」といった、安堵感とも受け取れる言葉を頂戴することは、多々あります。

横浜市だけに限らず、どの地域でも住みやすい街づくりにために!微力ではありますが、お役に立てるように励みます。

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